おまけをそろえよう

・お菓子の袋の中に1個のおまけが入っている。
・おまけは6種類あり、どのおまけも同じ割合で袋に入っている。
・このお菓子を何袋買えば、おまけを全種類そろえることができるだろうか。

シミュレーションマニュアル)です。

確率分野の期待値を全面に押し出した授業をしたので、今回は数学の授業時間(1時間:指導案)でプリントを配布し、パワーポイントで提示しながら実施しました。

モデル化とシミュレーションを前面に押し出して、サイコロを振る実習から始めて2時間くらいの指導案ができると思います。


生徒の感想(抜粋)

・理解不能だった。私もお菓子のおまけを時々集めているので 「何袋買ったら全部集まる」か、気になったことはあったけど、全部集めるのには、お金がいっぱいかかるということだけはわかった。これからはなるべく全部集めないようにしようと思う。
・自分の身近によくおまけがあったりするけど、今まで確率や期待値についてあまり考えてなかったので、今回の結果を見ておどろいた。今まで自分が思っていた以上に確率は簡単には求められないとあらためて実感できた。また、おまけなどの計算で求められない確率をさいころを使って求められるということにも今まで気づけなかったので授業が新鮮で楽しかった。
・普通の授業ではできないことをしていて、意外におもしろかった。でも、振っているのを待つのはひまだった。こういうのは普段の生活の中でも出てくることがあると分かった。また、複雑だなと思った。
・とても身近な物で考えられて、とても面白かったです。私の妹がよくお菓子のおまけやペットボトルについているおまけを集めているので今日の成果を教えてあげたいと思います。期待値を習っているときは、意味が理解しにくかったけれど、今日の授業で理解できたと思います。
・自分でさいころを振ったら、すごい時間がかかるし、カナリ大変だと思うけど、コンピュータでやったら、こんなに簡単にできて、面白かった。普段の授業よりもこの授業の方が楽しかった!!昔、いっぱいおまけを集めたりしたけど、それには、すごくたくさんお金がかかってたなぁと思った。先に、分かってたら、買ってなかったかもしれんのに...

ダウンロード:シムおまけ


Home Page Index Page 事例Index 実習事例本