キャッチフレーズ | おまけをそろえよう |
必要な設備/環境 | パソコン |
使用するソフトウェアー | Excel |
単元 | 情報B/モデル化とシミュレーション |
目標 |
「商品についてくるおまけを全種類そろえる」ということがモデル化できて、シミュレーションを行うことで問題解決を図れることを例示し、世の中で役立っていることを認識させる。 「わからなかったことがモデル化とシミュレーションによりわかってしまった」という経験をさせる。 |
配分時間 | 3時間 |
予備知識およびスキル等 |
・キーボードのマウスの操作 ・本分野の座学は終了していること。 |
その他 |
第1時 第2時 |
サイコロによるシミュレーション パソコンによるシミュレーション |
留意点 |
体系的、概論的な話は避け、身近な例題を通してシミュレーションが社会の中で役立っていることに気づかせ、「驚きと興味」を持つような刺激を与えることに留意する。 |
本時の目標 サイコロによるシミュレーションが有効であることに気づかせ、シミュレーションを実体験させる。また、有効であるが手間がかかることに気づかせる。 評価の観点 日常生活における事象の問題解決の課程をモデル化やシミュレーション 出来ることが理解されているか。 |
学 習 活 動 |
指導上の留意点 |
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導入 (5分) 展開 (40分) まとめ (5分) |
6種類のおまけを集めるために商品を購入すると大変なので、別の方法(シミュレーション)がないか考えさせる。 @何袋買えば集まるか予想させる。 12袋買えば集まるだろうか。 「サイコロを12回投げ、でた目を記録し、すべての目が出たか記録する」を1回の試行とし、各自10回繰り返させる。 各自で10回中何回そろったかの確率を計算させる。 各自の結果を発表させる。 全員分のを集計して確率を計算させる。 16袋や20袋の試行をさせる。 A何袋買えば集まるかのシミュレーション 「すべての目がでるまでサイコロをふり、その回数を記録する」を繰り返すことで何袋買うのが一番確率が高くなるかを確認できることを講義する。 購入する袋数を決めれば、その確率が求まることを確認する。 何袋買えばそろうかについても確率が求まることを確認する。 |
6種類のおまけとサイコロの目が対応していること気づかせる。 サイコロを1回ふることが試行ではなく、12回ふることが1回の試行であることに気づかせる。 試行回数が少ないと正確ではないことに気づかせる。 実際にサイコロをふるには大変であることに気づかせる。 |
本時の目標 机上での実際のシミュレーションを仕方を数値化しコンピュータシミュレ ーションに置き換えることが出来ることを認識させる。 評価の観点 問題解決に向けて自主的に考え、実行し、理解しようとしているか。 |
学 習 活 動 |
指導上の留意点 |
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導入 (5分) 展開 (40分) まとめ (5分) |
サイコロをコンピュータに置き換えることができることを確認する。 プログラムの起動。 @前時の@のコンピュータシミュレーション 「サイコロ1」で12袋、8袋、20袋、30袋についてシミュレーションし、実際にサイコロをふった場合と比較させる。 A前時のAのシミュレーション 「サイコロ2」でシミュレーション Bおまけ数の変更や商品単価を入力してシミュレーション 「モデル化とシミュレーション」についてまとめる。 |
乱数発生 マクロを有効にする。 入力するセル位置に注意。 サイコロをコンピュータに置き換えると時間の節約になること、また、おまけ数も変更できることに気づかせる。 期待値について既習であれば言及する。 |