さてさて,最初の一歩は,クォーターピラーの内張りを支えているおさえをはずします。リアガラス近くのビスを一本はずして(写真)ブツッブツッとフックをはずしましょう。
これがはずれると,その押さえられている内張りも,一カ所のフックだけですぐはずれます。
この内張り,窓枠をはずしてとってしまってもいいのですがめんどうそうなので,ぐいっと曲げてバッジの裏側が見えるようにします。この状態で,三つあるねじの二つが見えますが,一番下の一つがみえません。
これを見えるようにするには,リアの内張りをはずさなければいけましぇーん。
最初に,アームレストのねじ穴キャップをはずし,プラスドライバーでねじをゆるめアームレストをはずします。それだけで内張りは自由に動くようになるので,前方上方にグイッと引き上げます。
そのときに,PWの配線が突っ張りますので,線を確認しながらはずしましょう。
さぁ。ここまで来たら,後ろからバッジは丸見えです。8mmのナットでとまっていますので,レンチセットから8mmのレンチとドライバータイプの本体を取り出して準備します。
3カ所にあるナットを,下に落とさないように気をつけながらゆるめましょう。
ねじがとれたら,表の方からバッジははずれます。長年ボディーと寄り添っていた場合は,ゴムなどがとれにくいかもしれませんが,何とかしましょう。
本体からはずしたら,新しいパーツを準備しましょう。GTXのバッジは,ゴム以外の部分だけの供給ですので,ゴムの部分は再使用します。
あとは,はずしたのと逆の順につけていけばOK。ねじをボディーの間に落とさないように締めていき,PWの配線を戻し,内張りをつけたらPWがちゃんと動作するかどうか,念のために確認しましょう。アームレストで内張を固定します。クォーターピラーの内張りをつけて,間の帯状のおさえを取り付けたらできあがり。
ほら,豪華な輝きがサイドビューに戻ってきました。GTやGT−Rオーナーには味わえない至福のひとときです。
さあ,HT2000GT−Xオーナーのあなた。今度の休みまでに部品を調達して,休日のひとときを利用してピラーバッジを交換してみましょう。
部品番号78835−R1401(78835−A8001は,通常のGT用です)