再就職が無理なら独立開業で生き残れるか?
1 独立開業の現実
私と同様に、40代以上で失職して、希望する職種の求人に何度応募しても落とされまくり、再就職が出来ないでいる方の中には、企業が自分を必要としていないなら、企業に雇われない生き方をしたいと考える方も沢山いるはずです。
実際私もそう考えました。
日本社会における年齢に対する先入観、決めつけというのはもう独自の文化です。
私たちが生きている間は、もう変わることはないでしょう。
ただ、あなたが企業経営に関して素人であるならば、一度立ち止まってよく考えてみたほうがいいです。
私が独立開業について考えていろいろ調べたところ、統計上個人事業の場合は、開業して3年後に62%、10年後には88%もの人が廃業しているのが現実だということです。
しかも廃業時には、多額の借金を抱えてしまうというケースも多いのが現実のようです。
基本的に独立開業とは、成功すればそれこそ人生逆転の快感が得られますが、失敗した場合には、負債を背負わなければならないという多大なリスクも抱えるということなんです。
私が調べた限りにおいては、独立開業して成功するよりも失敗する例の方が多いという結果となりました。
それでは、どうしてこんなに失敗する人が多いのでしょうか?
それは、それまでに ”企業経営” の知識や経験がない方の独立開業が多いからです。
大手企業では、支店長以上の役職に就くには、経営マネジメントの習得が必須となっているところがほとんどです。
経営マネジメントについて知識のない方が経営者になるのは、車の免許を持たない方が運転するのと同じで、非常に危険なんです。
もし今現在、そういった経験知識がないにもかかわらず、独立開業を視野に入れている方には、開業にともなう失敗のリスクを充分理解した上で、本当に独立起業が自分にふさわしい道なのか、慎重に考えていただければと思います。
どんな世界でもアマチュアがプロに勝てる事は99%ないんですから。
2 リスクを避けるならフランチャイズ
独立開業が失敗のリスクも高いという事を理解した上で、それでも他に方法が見つからなくて、生きていくために独立開業を真剣に考えている方に、1番リスクが少なくて安全な独立開業の方法なのが、フランチャイズによる独立開業です。
フランチャイズは、実際に成功しているビジネスモデルを導入するのですから、実業家として大儲けして大成功できる訳ではありませんが、確実に収入を得られるという点ではリスクの少ない独立開業方法です。
経営マネジメントについて知識のない素人の方が経営者になるのは、経営ノウハウについてサポートしてもらえるフランチャイズ契約での独立が、一番安全で現実的です。
全国にフランチャイズ展開している企業は多数ありますし、業種も様々です。
その中から、自分にあったもの、条件のいいものを選んでいけば、実際に成功している事業ですから、成功の確率はかなり高くなります。
そしてやりがいのある仕事の出会えたのなら、これ以上の充実感はないと思います。
実際私も、あまりにも不採用が続いたので、独立開業を考えてフランチャイズ展開している企業をまとめて一括掲載しているサイトから、いくつかの会社に資料請求をした事があります。
その中からやりがいのある仕事を見つけたいと思って資料請求したのですが、いろいろ検討して良く考えてみると、これは本当に自分がやりたい仕事なのかな?といろいろ疑問も出てきて、自分がやりたいと思えるようなやりがいを感じられるような仕事には出会えず、フランチャイズでの開業はしていないのですが、何を選ぶかどうかは人それぞれなので選択肢が多いに越したことはありません。
人間余裕がなくなると冷静な判断が出来なくなるものですのですから、焦ることなくじっくりとたくさんの選択肢の中から吟味して、本当に自分のやりたいと思える仕事に出会えるまでは決断しないと考える方が、いい判断が出来ると思います。
そのためにも、複数の企業へ資料請求をして、比較検討をしてから決めたほうが、いい仕事に出会えるのではないでしょうか。
たくさんの選択肢に中から自分に合った仕事を探すのには、フランチャイズ展開している企業の詳細などをまとめて、一括掲載しているサイトから探すのが1番現実的です。
また、サイトの人気ランキングを見て、他の方がどういった行動をとっているのか参考にしたり、無店舗で開業出来るものや、副業サイドビジネスで始められるものなど、多種多様な業種を、予算や目的別に検索できるので、一度調べてみるものいいです。
こんな仕事もあるのかと、あなたの未来が開けてくるかもしれません。
現在の私は、フランチャイズよりフリーランスとして様々な収入源を獲得して生活を安定させる方法を取っていますが、人それぞれ自分に合ったスタイルを選ぶためにはより多くの情報に接して選択肢を増やしていくべきでしょう。
私の現在までの様々な収入源については、トップページの一番下に載せています。
3 独立開業を成功へ導くのは高い営業力
独立開業してもお客さんがいなければ売り上げが立ちませんので、すぐに行き詰まってしまいます。
いくら魅力的な商品をそろえても、いくら素晴らしいサービスをしていても、お客さんが増えて継続的に利益を確保出来るだけの売り上げがなければ、たちまち資金がショートして廃業に追い込まれてしまいます。
結局、独立開業を成功させるための要は、売る力 ”営業力” なんです。
もしあなたが、今まで営業経験がないとしたら(取り扱うものによって営業手法は全く違うので同じような分野で経験がなければ難しい)独立開業で成功するのはかなり難しいということです。
起業して何年も経たずに株式上場を果たす様なベンチャー企業は、ほとんどが営業力の高い会社です。
そういった成功企業でも、起業まもない時には資金ショートの危機があって、四苦八苦し、ながらあがきにあがいてなんとか乗り越えたというのもよく聞く話しです。
例えば、いまやプロ野球球団も持つ大企業に成長した楽天の三木谷氏が、楽天市場を立ち上げる際には、なんとか出店契約できたお客様からの出店料金を前払いでもらえるように交渉したそうです。
もしその時、出店料金の入金時期が当月や後払いになれば、資金ショートして会社の存続が危なくなる可能性があったそうなんです。
まだ前例も、実績も何もない新しい事業に対して、金は先に払ってくれとはなかなか言えないのが現実ではないでしょうか?
それを何とか納得してもらって、実現できた ”営業力” が有ったからこそ今の楽天があるのではないでしょうか。
開業して3年後に62%、10年後には88%もの人が廃業しているというその原因のほとんどは、営業力がないために、一定水準の収入を確保できるだけの売り上げをあげられなくて失敗しています。
その点フランチャイズでの開業の場合は、それまでに成功している営業方法などのノウハウを学んでから開業出来るので、より現実的な独立開業の方法だと言えます。
4 今まで蓄積してきた知識・経験が商品になる
多額の資金を用意して独立開業するリスクはどうしても取れないという結論に至った方には、雇われずに自力で生きていく方法(今現在の私はこの方法を取っています)フリーランスという選択もあります。
私のようにホームページを作成して、サイト運営による収入を得たり企業からフリーランスとして仕事を請け負ったり、それまでに蓄積してきた知識・経験を活かして、何か人の役に立てるサービスを販売し収入を得るという手段です。
今ではそういった知識・スキルを商品として、インターネット上でそのサービス内容を出品出来る仲介サイトもあります。
知識・スキルのフリーマーケットの様なサイトで、例えば、安くホームページを作成しますであるとか、契約書や企画書などの各種ビジネス文書の作成を代行しますであったり、そういったスキルがない方でも電話で愚痴を聞きますというサービスを提供していたりします。
そういったサービスを必要とする方と出品者の間にサイト運営者が入って仲介するシステムで、料金の決済も全てサイト運営者が代行するという形式になっています。
また出品する際にも初期投資がかからないというのもいいですし、売り上げが有った場合に手数料を差し引いた額が出品者に支払われるというシステムをとっていて、出品する為の初期費用も月会費も掛からないのでノーリスクで始められます。
どんな方でも、それまでの人生で学び、経験してきた事で誰かの役に立てる事はあるはずです。
まったくどうしていいかわからないという方は、実際にサイトを見て、他の方がいったいどういったものを販売しているのか調べてみれば、こういった事がお金になるのかと分かると思います。
知識・スキルの販売サイト【ココナラ】
というサイトなんですが、需要が有れば収入につながりますし、仮にまったくなかった場合でも出費は1円もかからないので、人の役に立つサービスを提供する事が出来る方は、ここに出品して自力で収入を確保する手段を一つ持つことになります。
40代以上で失職して、希望しているような満足のいく収入を確保できるような企業から採用されることが困難になっている現状では、生き残っていくために数多くの収入源を持つ事は、プラスになる事はあってもマイナスになる事はないはずです。
実際私は、今現在も生き残っていくために複数の収入源を持っていますし、これからもそれを増やしていくつもりです。
例えその一つ一つが1カ月数万円の収入であったとしても、10件確保していれば数十万円となり生活が成り立ちます。
1本メインとなる収入源が出来た場合は、それ以外に数十万の副収入があるならば失職前の年収に追いつく様になれます。
誰にも雇われず自力で収入を得て生きていけるようになれれば、正に40代無職からの人生逆転です。
5 サイトを運営して収入を得る
起業がリスクが高く、ご自分にとって決断が難しいという方で、それでも何とか収入を得る方法はないかという方には、私のようにサイトを運営して収入を得るという方法もあります。
私がこういったサイトを運営しているのは、もちろん収入につながるからです。
このサイト以外にも複数のサイトを運営し収入を得ています。
広告収入以外にも、サイトを通じて様々な依頼を請けてのフリーランスとしての収入もあります。
”おいおいホームページなんて素人に作れるわけがないだろう”と自分勝手に思い込んでいる方、事実、私自身まったく知識のない素人でしたが、40半ばにしてサイト運営をしようと決断し、お金がないのでテキスト一つ買うことなくネット検索から得られる無料の情報のみでホームページを作れるようになって現在に至っています。