My cars historyF


 最初のハコスカの後を継いだのは,スカイラインシリーズの孫に当たる4代目スカG「スカイライン ジャパン」でした。グレードは2000 GT−EX。EGI付きのL20Eで,ハコスカGT−Xと同じ130馬力を発揮するもので,形は違えどもそんなに走りは悪くないだろう。排ガス規制を受けているといっても,EGIなどの技術でかなりカバーできてるはずだし,足回りだってきっと進化しているに違いない!!と思い,期待を寄せながら乗り換えました。

 エンジンをかけてみると,まずその静かさとスムーズさにびっくり。「これが同じL20エンジンか・・・・」と本気で思った。
 運転席にはオートのパワーウインドも付いているし,クーラーではなくエアコンだし,トランクは運転席から開けられるし・・・雨は漏らないし・・・走り出すまではとてもいい車だな。ウフっと思っていた。
 さて,譲ってもらい乗って帰ろうとクラッチをつなぐ。『あれ?あれ?まだ半クラかな?なんでエンジンは6000rpmぐらいまで回ってるのに,風景が流れないの??セコにシフトしても,何か前に進まんぞー。いやいや,室内が静かだからそのように錯覚しているのかもしれない・・・ おっと信号機でミラターボと並んだぞ。フル加速してみっか・・・』
 青!GO!! あれあれ?ミラって速いのねぇ・・・ いやいやジャパンが遅いんだ・・・
 ここで再び思った。『これが同じL20エンジンか・・』
 足回りは何とかしっかりしているものの,とにかくエンジンが非力。これならトヨタのツインカム車のみならず,ちょっとした軽にも道を譲らざるを得ない・・・
 車検が切れるまではゆったり乗り続けて,その次にはもう少し走る車に乗りたいなと軽自動車に置いて行かれるたびに思う私であった。(しかも,燃費が悪い!! 排ガスで牙を抜かれたGTをまざまざと見せつけられました。ターボが欲しくなるのは必然かな・・・)

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