第2次ミニフリーレストア その3ベルトカバー制作編

クラッチカバーがオリジナルになったミニフリー。今回はベルトカバーの複製にかかる。
自作のベルトカバー(左)
カタログを見ると立派なベルトカバーが付いている(右)。

カタログから起こした型紙。上部のRに合わせて板金用の木型を切り出す。今回はワンオフなので木型で充分かな
型紙にならっておおまかに切り出す。
今回は上面、側面、と側面前部の膨らんだ部分の3ピースに分け溶接することにした。
0.5mmの薄い鉄板なので歪まないよう木型ではさみ、Rが付いた角をハンマーで折り曲げていく。
上面の帯状パーツを溶接した後、サンダーで仕上げる。
あてがって形状と寸法を確認。
次は側面後部のリブを作る。

リブの段と同じ1mmのアルミ板を型に合わせ切り出し、本体の裏側に薄手の両面テープで固定

表から叩いてリブを打ち出す。
ゴムシートを乗せハンマーでたたく。
前部の膨らんだ部分を作り、溶接。
カタログの写真と比べるとイメージ通りだ。
ベルトカバーを取り付ける、クラッチカバーの黄色線部分が欠けていたのでエンジンマウントボルトを利用してステーを制作した。カバーに隠れて見えない部分なので、これで良しとしておこう。
仮組をして、ステー位置などを最終調整。
後は溶接部分をパテできれいにし、塗装するだけだ。

イイ感じに仕上がった。

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