元気になったCV1

2019年2月に我が家にやってきたCV1。

2年の歳月をかけてやっとレストア完成しました。

やってきた当初は、希少な車両でもあり、参考となる情報はネットで探すしかありませんでした。加えて一番大事なエンジンの心臓部、シリンダー、ピストン、キャブ等が欠品。その他も欠品やオリジナルを欠く改造等々、あげればキリがないほど。唯一の救いはボディがファイバー製で錆が無い事だけ。
入庫時の様子はこんな感じでした。

なかなかハードルの高いものでした。


欠品だったエンジンは、スズキの2ストスクーターのものを流用。ピストンのピン上が低かったのでその分シリンダーベースを削って対処。

インマニはアルミを砂型に流し込み、ボール盤+クロステーブルで成形、インテークホールはリューターで掘りこんだ苦心作です。
キャブはスズキアドレス用
その他エンジン関係ではファンシュラウド、エアクリーナーボックス新規作成。シュラウドファン流用。流用セルモーターのスペーサー作成。ベルトケースカバー修理。クラッチクーリングファン修理。等々あげればキリがない。

詳しく知りたい方は2019年2月からのブログを覗いて見てください。


サイドウィンドウはドーム状に湾曲したアクリル製。このウィンドウがCV1を特徴づける形状なので、どうしてもオリジナルにと拘ったところです。
ヒーターで加熱し、軟化したところで型に押さえつけて成形。
初めての挑戦だったけど、上手く出来ました。

ちなみにこのウィンドウは上下にスライドし、天井で交差するように開きます。

リアウィンドウはビニールシート製。ファスナーで開閉します。


シフトレバーはネットの画像を基に
型起こしして樹脂で再現
メーター周りはシンプル。
キースイッチはライトスイッチを兼ねてます。
その横はスタータースイッチとワイパー&ウォッシャー
メーター横のインジケータランプはターン、ハイビーム、
2ストオイル残量警告、ガソリン残量警告。

気になる速度は平坦路で50km/h巡行できるまでになりました。

バックミラーはラパン用をチョイス。
丸い形が可愛さにマッチ!