クラッチの構造とその原理 | ||||||||
|
||||||||
1次側プーリーの真ん中のナットを緩めると、プーリーとクラッチAss’yが外れます。その際クラッチの内側(クランクケース側)に、キックギアのワンウェークラッチのボールがありますので紛失しないように気をつけてください。 プーリーとクラッチは、この状態では何も留めてありませんから、簡単に分離できます。 |
||||||||
緩み止めの針金を外し、6本のビスを外しクラッチAss’yを分解します。 構成部品はクラッチハウジング、クラッチプレート、プレッシャープレート、ウェイト、クラッチカバー、の5点だけいたって簡単 |
||||||||
まるでオイルシールのエキスパンダーのでかいヤツみたいなのが、クラッチの心臓部。スプリングの中にはウェイトローラーがたくさん入っています。回転が上がると遠心力で径が広がり、クラッチカバーの傾斜によりプレッシャープレートを押します。逆に、回転が下がると、スプリングの力で元の大きさに戻りクラッチが切れます。 | ||||||||
クラッチ断続のメカニズムをアニメにしてみました。
構成部品茶:クラッチ板青:プレッシャープレート緑:クラッチハウジング 黒:クラ赤:エキスパンダースプリング水色:クラッチウェイト紫:1次プーリー勘合部 回転が上がると、エキスパンダースプリングが遠心力で外側に広がると同時にクラッチカバーの斜面を駆け上がりプレッシャープレートを、クラッチ板に強く押し付けるのである。 |
||||||||
|
||||||||
戻る | ||||||||