石曽根諏訪神社獅子練り

 平成2年9月22日、上伊那郡飯島町石曽根の諏訪神社で行われた秋季例祭の宵祭りを訪れた。

 ここでは屋台に幌を被せた獅子舞が行われているが、獅子舞そのものは明治時代以前から行われていたというが、詳細はわかっていない。明治時代中期までは、雌雄の頭があったというが、現在の頭は雄という。中断していた獅子舞が、昭和55年に復活したもので、同志会という有志によって支えられている。意気込みが違うのだろう、衣装などみな揃えられていて、まだ復活して10年ほどということもあってか、真新しさもあった。その後ここを訪れていないため、どうなっているかは定かではないが、当時は同志会の若者たちによって、出店が出されて、子どもたちも賑やかであった。すでに15年経過しているわけだから、写真のように子どもたちがたくさんいるのかどうか、とそんなことを思い巡らせる。

 練りには、獅子招きと道明けといわれるおかめひょっとこが獅子屋台を誘導する。