"mp" インフォメーションコーナー


<mp Agent Version 2.2>インターフェイス
ここではmpをより快適に使用するためのポイントをいくつかご紹介します。


Point 1. フォルダ名をアーティスト名、MIDIファイル名を曲名にする。
Point 2. 検出結果リストをテキストエディタで編集する。
Point 3. 検出結果リストをさらに活用する。
Point 4. HELP ファイルを編集する。
Point 5. 設定ファイルを編集する。
Point 6. EXPRESSIONウィンドウのダイレクト選択ボックスを活用する。




Point 1. フォルダ名をアーティスト名、MIDIファイル名を曲名にする。

MIDIファイルを格納しているフォルダ名を実際のアーティスト名にすることで、mpでのMIDIファイル
管理もしやすくなります。
さらにMIDIファイル名を、長くても正式な曲名にすると、JUKEBOX的感覚で楽しめるでしょう。
特にAgent Versionでは、キャラクターが曲名をコールするのでアーティスト名、曲名は間違いの
ないようにしたいものです。ただし、今のところAgentのスピーチエンジンは英語版しか出ていな
いようなので、日本語をコールさせるためにはアルファベットでローマ字の名前をつけておくなど
の考慮が必要です。
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Point 2. 検出結果リストをテキストエディタで編集する。

mpのMIDIファイル自動検索機能で検出した結果はSAVEスイッチで保存できますが、その保存し
たリストファイルは、mp.exeと同じフォルダに生成されます(拡張子.mprのファイル)。
右クリックで"アプリケーションから開く"を指定し、Notepadを選択後OKボタンを押します。これで
mprファイルの中身を見ることができます。

データは1行ごとに、
"の文字で囲まれた文字列・,(区切り)・"の文字で囲まれた文字列
の形になっているはずです。
"の文字で囲まれた文字列は、MIDIファイルのあるフォルダ名の所在・フォルダ名の2情報を1行
ごとに持っているので、仕組みさえ理解できれば編集可能です。
フォルダの所在データは変更せず、フォルダ名のデータのみ書きかえることで、mpのEXPRESSIO
Nウィンドウ(旧バージョンではSETTINGウィンドウ)に表示される文字を自由に変えることができます。

また、mprファイルのデータの並び順そのままにEXPRESSIONウィンドウに表示される仕組みなの
で、例えば1行目と2行目を入れ替えるとEXPRESSIONウィンドウには、今まで1番目に表示されて
いたフォルダ名が2番目に、2番目に表示されていたフォルダ名は1番目になっているはずです。
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Point 3. 検出結果リストをさらに活用する。

ハードディスクドライブを複数に分けて使用されている方におすすめな技です。
例えば洋楽MIDIファイルと邦楽MIDIファイルを分けて管理したい場合は、mp.exeと同じフォルダに
生成されたmprファイルをNotepadなどのテキストエディタで開き、洋楽部分だけを切り取り、もう一
つ開いたテキストエディタに貼り付けます。mprファイルを上書き保存し、貼り付けた洋楽側を拡張
子.mprをつけて保存します(Notepadの場合は保存ダイアログのファイルの種類(T):ボックスをすべ
てのファイル(*.*)にして拡張子mprをつけないと拡張子txtとして保存されてしまいます)。
これで洋楽と邦楽にリスト内容が分かれました。あとは洋楽側をLIST1.mpr、LIST2.mprという名前
にすればOKです。EXPRESSIONウィンドウを開くと最初に洋楽リストが表示され、次のドライブを選
ぶと邦楽リストが表示されます。
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Point 4. HELP ファイルを編集する。

mpのプレーヤー表面を右クリックするとHELPファイルを参照できますが、このヘルプファイルをも自
己流にカスタマイズすれば、よりオリジナリティにあふれたプレーヤーになることでしょう。mp.exeと同
一フォルダにあるmp_help.txtファイルがそれです。

中身を見ると左側に | のマークがありますが、これはmpでは表示されません。試しにこのマークを
1部分はずして上書き保存後、mpで見てみるとスペースが左に詰まってしまいます。行頭にスペース
を挿入したい場合はスペースの前に | マークを入れておきましょう。
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Point 5. 設定ファイルを編集する。

mpは設定ファイル(mp.ini)をテキストエディタで編集することでさまざまなカスタマイズが可能です。

使用環境によってはmpのインターフェイスのちらつきが多い場合もあります。mp.iniのINTERVALプ
ロパティの値を少し下げて見ましょう。

[MSG]タグは、プレーヤーのタイトル文字、プレーヤー背景文字のプロパティを持っており、F_Chrプ
ロパティはMIDIファイル名の前に表示される文字、N_ChrプロパティはMIDIファイル名とフォルダ名の
間に挿入する文字、L_Chrプロパティはフォルダ名のあとに表示される文字を設定します。ただし、
[ETC]タグのDIRプロパティをNO(またはFalse)にするとフォルダ名が表示されませんので、N_Chrプ
ロパティ値とL_Chrプロパティ値のどちらかを指定するだけでOKです。
またスペースを挿入したい場合は、space()関数を使用し、( )内に数値を入れればその数値分スペ
ースを挿入できます。

BACKCOLORプロパティはプレーヤーの色を設定でき、日本語での指定も可能です。
(例:赤、あお)
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Point 6. EXPRESSIONウィンドウのダイレクト選択ボックスを活用する。

ハードディスクのMIDIファイルが増えてくると、それを格納するフォルダも増え、100フォルダ以上にも
なると、EXPRESSIONウィンドウをマウスで選択していたら時間がかかってしまいます。そこで、ダイレ
クト選択機能を活用しましょう。フォルダ名表示ボックスの下の辺りをクリックすると"Input?"と書かれ
たボックスが表示されるはずです。なにか1文字を入力してEnter(Return)キーを押すと該当すれば
最初の候補が選択されます。該当がなければ最終までスクロールします(最終にスクロールさせたい
場合は該当しない文字を入力すればよいのです)。最初までスクロールする場合は文字を消してEnter
を押します。これで時間を短縮できます。
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